こんにちは、こんばんは、某人間より親しみを込めて。

今回は、映画ジョジョの奇妙な冒険 
ダイアモンドは砕けない 第1章
のレビューです。



公開:2017年
監督:三池祟史
出演:山崎賢人、伊勢谷友介、山田孝之、新田真剣佑、岡田将生、小松菜奈



ストーリー


形ある超能力、スタンド

その力を持つ高校生、東方仗助、通称ジョジョが住む街、杜王町に「謎の男」により、スタンドを発現させる「弓と矢」で射抜かれ、水を操る能力「アクア・ネックレス」を発現した凶悪殺人犯、片桐安十郎が潜り込む。

一方、この街に引っ越して来たばかりの高校生、広瀬康一は転校して早々、不良に絡まれてしまう。

そこに現れたのが、東方仗助だった。

比較的、温厚な性格の彼だが、その自慢のリーゼントを馬鹿にされると、激昂してしまう癖があり、その髪型を馬鹿にしてしまった不良は、彼のスタンド「クレイジー・ダイアモンド」に殴られ、重傷を負ってしまう。

しかし、気付くと、不良たちの怪我は治っていた。

そして、徐々にスタンド使い同士は引かれ合い、仗助たちの周りで、奇妙な出来事が立て続けに起こり始める。

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感想 ネタバレなし


2250円

(某人間ブログの採点方法に関してはこちらの記事に参照)

公開初日に鑑賞して来ました。ここ最近、鑑賞した映画の中では、一番客入りが良い印象です。

客層も様々で、特に親子連れや学生が多かった気がします。

本作は原作のジョジョらしく出血シーンやショッキングなシーンが割と多かったですが、所々で子供達の笑い声も聞こえて来ました。

もし、某人間が親の立場だったら、自分の好きな作品の実写版を子供も喜んで鑑賞してくれるなんて、幸せの極みだなぁ、なんて思ったり・・・。

それでは、本作の感想ですが、まずは、原作ファンを裏切らない作品だと、ここで言い切ります。

数点、原作との相違点はありますが、ここまでストーリーやセリフが原作に忠実だと気にならない、というか映画という様々な制約がある中で、より原作に近付ける為の改変なんだな、とすんなり受け入れられました。

また、それらの改変のお陰で、原作を知っている我々でも「おっ」と思える展開が待っていたり、物語がぶつ切りではなく、スムーズに次の展開に移行したりと、良い改変だったな、とすら思います。

三池監督も「テラフォーマーズ」で散々、批判されたお陰(?)か、ファンが喜ぶ実写映画の撮り方のコツを掴んで来ているような気がします。

そして、ジョジョファンであれば、アンジェロ戦、億泰戦、形兆戦が展開されることは、予告編で察していると思うのですが、本作、スタンド戦以外も割と尺を取っているので、「しっかり3つの戦いを描けるのか?」と心配になってしまいます。

しかし、その心配も杞憂に終わります。

上映時間が2時間、と邦画の割には長めで、どの戦いも前述した通り、原作通り、改変なしスリリングな頭脳戦を見せてくれました。

それどころか、本作、CGの質が、過去の邦画に比べ、段違いに良く、それも相まって、原作以上に迫力が増しており、特に形兆戦のバッド・カンパニーに包囲され、集中砲火を受ける描写は、原作以上の激闘っぷりでした。

また、導入でアンジェロの話題があり、その後、短いオープニングを挟んだ後、物語が始まるのですが、それが、原作通り、自転車に乗った康一君が、杜王町について語るシーンから始まるのもベネ!!!

開始早々から心を持って行かれました。

それに皆しっかりとスタンド名を叫んでくれるので、その度に、にやにやしてしまいました。

そして、役者に関しても皆、演技が素晴らしい。

一見、原作無視の売れっ子キャスティングなのか、と思いますが、よくよく考えると、皆、演技派。

特に億泰を演じた新田真剣佑が素晴らしい。

彼は、最近、映画・ドラマで目にすることが多い俳優ですが、演技がずば抜けて上手い。

しかし、2枚目の新田真剣佑が、億泰を演じるのは、ミスキャストなのでは、と鑑賞前は不安がありました。

そんなことなかった。

声はドスが効き、まさに想像通りのそれで、ねっとりとした喋り方や表情の作り方も、かなり億泰っぽい。

また、他のキャストも作品に入り込んでしまえば、一切違和感なく鑑賞出来ました。

山崎賢人は、ゆるい雰囲気の仗助キレた時の迫真の仗助をどちらもしっかり演じきり、伊勢谷祐介からは、寡黙ながら頼れる承太郎雰囲気がしっかり醸され、山田が演じたアンジェロは本当に邪悪な殺人鬼らしく、小松菜奈は相変わらず、美人で、岡田将生演じる形兆の髪型、あれどうなってんだ・・・?

兎も角、キャストは皆、素晴らしく、皆、ジョジョしてました。

また、本作では、原作ファンに嬉しい演出も多く、幾つか例を挙げるならば、山田演じるアンジェロが、「あの」両手を挙げたポーズをとったり、ピンクダークの少年の単行本が小道具にあったり、街の至る所に杜王町のマークがあったり、「いつもの3人」が●●●●●岩に声をかけたり、あのレストランの名前が出たり、祖父・良平が持つ事件ファイルに「玲美お姉ちゃんが助けてくれた」というメモがあったりなどなど。

ここには書き出せない程、まだまだ、沢山あります。

そして、本作では主題歌がありません。

下手にジョジョに合わない主題歌にお金をかけるよりもCGにお金を回そう、と考えてのことだと考えるとかなり好印象。

実写化ジョジョ自体は、興行収入次第で続編も視野に入っており、また4部以外の作品の構想もあるようです。

本作を鑑賞した某人間としては、大賛成!是非是非やってくれ!!!といった感じ。

他の部は登場人物が日本人じゃないことも多いので、心配ですが、少なくとも、4部に関しては、素晴らしい作品に仕上がる、と思っています。

取り敢えず、鑑賞を踏み留まっている原作ファンは、今すぐにでも劇場に駆けつけて下さい。

ここまで、忠実に実写化してくれたのか、とそして、「まさか、ここで、その展開が!」と嬉しくて、号泣すること間違いなし。

また、エンドロール中にある映像が挟まれるのですが、ジョジョファンならば、手放しで歓喜することでしょう。

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感想 ネタバレ有り

原作との相違点


まずは、某人間が気付いた原作との相違点を箇条書きで挙げていきます。

・アンジェロが矢に射抜かれるのが、獄中ではない。
・康一君が転校生で、由花子が彼の世話役。
・不良の鼻が曲がらない。
・アンジェロと形兆がレストランで話すシーンがある。
・アンジェロの牛乳配達がカット。
・億泰に飛んでくるのが植木鉢ではなく、像。
形兆戦で康一君のエコーズが生まれる。
・レッチリではなく、シアー・ハート・アタックが形兆を殺害。 


くらいです。

それ以外は、展開、台詞、殆どそのままです。 

というか、最後の二つが、某人間的に超サプライズで、レッチリカットの悲しみよりも喜びの方が、段違いに上回りました。

ただ、改変により、分かりにくくなってしまった展開が一つだけあります。

それは、由花子の康一に対する感情。

原作では、由花子は康一に惚れており、映画の方でも席をくっつけたり、 康一に見せるために爪を綺麗に研いだりなどの描写があるのですが、由花子が「世話係のプライドであなたを優秀にしたい」と語ったせいで、惚れてるのか、プライドで康一に執着しているのか分からなくなってしまいました。

勿論、照れ隠しのセリフと考えるのが妥当だと、思うのですが・・・。



第2章の展開を大胆予想


ここで思い切って、次回作がどのような展開になるのか、個人的に予想してみたいと思います。

まずは、由花子戦でしょう。

本作では、登場したにも関わらず、スタンドを見せることはなく、また、ラストで意味深に仗助、億泰と歩く康一を見つめていたので、次回作で由花子戦があるのは間違い無いでしょう。

そして、シアー・ハート・アタック戦もほぼほぼ間違いなくあると思います。

エンドロール中に吉良の家、手の入った紙袋、爪を溜めた瓶が映されていた事、形兆を殺したのが、シアハであったことから次回作から吉良が絡む可能性は高いと思います。

となると、次の作品は、康一君の出番だらけですね。

そして、岸辺露伴の登場も固いでしょう。

本作でも、良平の持つ事件ファイルに「杉本家一家惨殺」の記事と「玲美お姉ちゃんが助けてくれた」と書かれたメモが挟まれていたことが理由です。

ですが、そうなると、仗助vs露伴、と振り向いてはいけない小道の描写が必要となり、また、ファンとしては、「だが断る」のハイウェイ・スター戦も欲しいですが、そうなると次回作では収まりきれない気がします。

しかし、3作目は吉良戦がメインになると思うので、(某人間は実写版4部が長くても3部作だろう、と見ています)やはり、次回作で露伴エピソードを殆どやってしまう、と考えると、小道エピソードの代わりに露伴の口頭から事件のことが語られて終わりでしょうか・・・。

ハイウェイ・スター戦もカットでしょう。

しかし、登場するからには登場エピソードは必要なので、vs仗助があるのかな、と考えています。

そして、欲張ってあと1戦、挟み込むならば、どのエピソードになるか・・・。

某人間的大予想は、重ちー!!!

重ちー登場エピソード自体は、重要な物語ではありませんが、その後の「あのエピソード」はしっかりと描いて欲しい!!!

となると、「重ちーの収穫」は必須で、よくよく考えると、このエピソードは、仗助と億泰コンビが活躍し、また、4部らしい「ほのぼのエピソード」なので、案外「アリ」なのでは?とも思います。

では、ここまでの某人間大予想をまとめると・・・
・康一vs由花子戦
・仗助vs露伴戦
・康一&承太郎vsシアハ戦
・仗助&億泰vs重ちー
・吉良vs重ちー
が次回作で展開されることになるでしょう!!!

・・・こうしてみると、到底2時間には、収まりそうにないですが・・・。

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