こんにちは、こんばんは、某人間より親しみを込めて。

今回は、嘘喰い521話の感想です。

前回、臨死から見事、蘇生したお屋形様でしたが、
周期的に訪れる記憶喪失が、
なんと屋形越えの最中に起こってしまい、
万事休す。

お屋形様は、如何にして、この窮地を脱するのか・・・。

ネタバレ警報発令します。

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ストーリー ネタバレ有り

第521話 あの場所へ

〈望みの己で・・・い続けられない〉
〈完璧で・・・いられる時は限られている〉
〈時間切れ・・・このままでは負ける〉
〈まだ〉
〈まだ少し、あと・・・少しだけ〉

空中に放り投げられたルービックキューブ。
そのキューブの1つ1つに
切間創一の記憶が描かれている。

ガクト・・・のぶ子・・・
ビッチペイン・・・
そして、斑目貘と彼が持つストップウォッチ。

しかし、キューブを受け止めるはずの彼の両手は、
粉々に砕け、その亀裂は全身に及び、
切間創一の体は粉々に崩れ落ちる。

〈栄羽を・・・〉
〈栄羽はどこだ〉

「屋形越え」

夜行がそう呟いた。

「あなたが今、置かれている状況です」

そして、夜行は、この臨死直前の
切間創一とのやりとりを思い起こす。

「それでは臨死薬を打ちます。
臨死時間は2分34秒です」

「夜行立会人」

注射器を静脈に添える夜行に
切間創一は問いかける。

「この屋形越え"ハンカチ落とし"のルール。
そして、ここまでの戦況を改めて、
私に説明することは、立会人にとって
この勝負を偏向させる行為かね?」

夜行は答える。

「いえ。何の問題もありません」
 
「安心した」
「蘇生後の私が数秒でも黙し、呼びかけに応じず、
胡乱な目で周囲を観察するようなら
立会人の許す範囲で、私に説明してほしい」

そして、現在。

「ゲームは"ハンカチ落とし"」
「お屋形様はハンカチを見つけられず、
臨死していたのです」

そして、夜行がルール、戦況を切間創一に伝える。

それを聞いている能輪も
切間創一の記憶喪失に気付く。

そして、最後に夜行が付け加える。

「相手は斑目貘」
「あなたが倒すべき宿敵(ギャンブラー)!!」

切間創一が立ち上がる。

「十分だ。夜行立会人」
「肝心なものだけは、失わずに済んだ」

一息吐く夜行。

〈お屋形様は臨死によるこの喪失をも予期していた〉
〈突然の喪失で御釈迦になるより
私に・・・臨死リセットに賭け、
克服・・・自ら乗り越えた〉
〈嘘喰いにとっての僥倖とはならなかった〉

「戻ってきた。さあ・・・」

そう言いながら、貘の正面に
立ちはだかる切間創一。

終わらせよう、貘さん

そこにいたのは、あの頃のハルだった。

目を見開く貘。
そして、貘は少しずつ目を伏せ、
切間創一の胸にハンカチを投げる。

「バーカ、返り討ちだ」

そして、お互い、背を向けあう。
が、どちらの表情も口元には笑みが浮かんでいる。

その様子を目の当たりにする夜行。

〈この二人・・・ここに来て、何と・・・〉
〈あらゆるを経た末の極限状態が辿り着いた〉

貘が椅子に腰掛ける。
切間創一がその背面で、ハンカチを
握りしめる。

〈見える〉
〈彼処が〉

そして、その間に立つ夜行は、
1回目の屋形越えが行われた
あの日の屋上と今が重なって見える。
 
そして、始まる9回戦表
貘はもう"C失敗"は出来ない・・・。

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感想

臨死前にお屋形様が、
夜行に何かを呟いた伏線が回収され、
その上、長年、嘘喰いを追いかけて来た
嘘喰いファンにとって、今週は、
感極まる1話でした。

勝者も敗者もなく、今回で最終回で良いのではないでしょうか。

・・・そうではないんですよね。

2人の友情は、この屋形越えで完成する訳ですから。

しかし、まさか、お屋形様自身が、
記憶の喪失を予期し、
対策まで練っていたとは・・・。

「ぐはぁ」さんも今頃、
面食らっている頃でしょう。

さて、次回ですが、今回が、
合併号だった為、丸々2週間、お預けです。

某人間も首を長くし、待つことにします・・・。

予約注文、始まっています!!!


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